英語の個性をみつけるぶろぐ

誰だって理解してもらうのはうれしい。英語だってそう思っている。

曲がりくねった私の英語学習奮闘記2

いつも私の英語学習にお付き合いいただきありがとうございます。

今日は11/19の「曲がりくねった私の英語学習奮闘記1」の続きについて書いていこうと思います。

英語多読の日々

ほかの人との差別化を図るため私は英語の多読を始めました。はじめて読んだは「Who moved my cheese」です。これは「チーズはどこへ消えた」というタイトルで日本でも出版されておりご存知の方も多いと思います。要約すると、「物事は変わっていく。だから私たちも過去にとらわれるのではなく変わっていく必要がある。」という感じです。この本は「難しい単語が少ない・文字数が少ない・ためになる」と多読の最初の本としておすすめです。

次に読んだのはMACMILLAN READERSシリーズです。このシリーズは難易度別に1~6までのレベルがあり、私はレベル1から5までを各5冊読みました。ここで私の失敗談があります。私は当時、英語の多読は「わからない単語を読み飛ばして読む」と方法を多採用していました。ただ私にはこの方法が合わず、内容が分からないまま読み進め、結局話のあらすじは分かるけど、細かいところは分からない状態が多かったです。今思うと、わからない単語を読み飛ばすことは良いのですが、その後しっかりと復習し、2周、3周と同じ本を繰り返し読んだほうが英語力がついたのではと思っています。

次に私は邦訳で読んだことがある洋書を月1のペースで読みました。具体的には「Alchemist」、「Flowers for algernon」、「The Old Man and the Sea」などです。これらの本も例のごとく分からない単語は読み飛ばします。しかし邦訳を読んだことがあるので、何となく意味は分かるという状態は維持できていました。このような感じで、私が行ってきた多読は今思うと英語学習を目的としてはおらず、ただ数をこなしていたのだったのだと思います。これも「英語を読んでいる俺かっこいい」と思っていたからなのでしょうね。

聞き取れない、話せない

こんな調子で私は英語学習を継続していました。。しかし社会人になり試練が訪れたのです。それは海外顧客に対して行う工場案内です。私はその案内に何度か技術者として付き添いましたが、海外顧客の方が何と言っているのか全く分からないのです。そのため、私に質問されても私は営業の人を見るだけ。あんなに自分が無力に感じたことはありません。しかし、その経験によって私は行っている英語の方法を変えようと決めたのです。